臨床工学係(ME)

臨床工学係よりひとこと

医療機器

厚生労働省からの通達で、H19年4月より各医療機関の持つ医療機器の保守点検が義務付けられたことに伴い、当院でも医療機器安全管理の必要性が高まり、H20年4月より臨床工学技士が初めて事務部会計課に配属されました。以来、医療機器安全責任者の指示のもと、医療機器安全管理に取り組んでいます。

具体的には、人工呼吸器・輸液ポンプ・シリンジポンプを集中管理し、貸出し及び保守管理を行っています。定期点検は集中管理されていない医療機器も含め年間計画を立て実施します。医療機器のトラブル対応については、メンテナンス記録を残して保管しています。

 

輸液ポンプ、シリンジポンプの台数は、当初の38台が現在は2.3倍の89台まで増加し、医療機器管理台数も112台から194台まで増加。それに伴って定期点検実施件数も206件から538件まで増加しましたが、日々の保守管理により機種の混在も改善され、運用が円滑に行えるようになりました。

今後は医療機器使用環境の整備、必要な医療機器の導入、医療機器の院内での適正配備など、専門的知識を必要とする医療機器の運用に関わり、より効率的な医療機器安全管理を目指します。

 

事務部会計課 臨床工学係
臨床工学士(ME) 城 憲一郎

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